足の指跡ついてない?<タイプ別>サンダルのお手入れ方法 キナリノ
夏の定番ビルケンシュトックやサンダル、レザー草履など、夏のファッションに欠かせないサンダル。今年大流行したスポーツサンダルは、スニーカー感覚の履き心地で、普段の生活もレジャーもコレで過ごしたという人も多いのでは? ところで、素足で履く夏のサンダルは、人前で脱いだ時に足指の跡がくっきり付いていたら恥ずかしいですよね。お気に入りのサンダルを長く履くには、パンプスやブーツと同様にお手入れが必要です。今回は、今まで意外に無頓着だった「サンダルのお手入れ」について紹介します。 (2016年08月12日作成)
夏のサンダルはどうせ汚れるし、勿体ないけど毎年買いかえるという人って、案外多いんです。夏場に素足で履くことが多いサンダルは、汗や皮脂、砂などで目で見える汚れ以上に雑菌もいっぱい。お手入れしてあげないと、ニオイの元になったり、足のトラブルに繋がることも。きちんとお手入れすれば、来シーズンも気持ちよく履くことができるんですよ!
普段から、サンダルに心配りを。
汚れた時だけではなく、普段からサンダルの取り扱いに気を配りましょう。どのタイプのサンダルでも、砂やホコリ・汗などの汚れを落としてから、湿気の少ない場所で保管することが大切。サンダルも、シューキーパーを使うとストラップ部分の変形を防ぐことができます。
<タイプ別>サンダルのお手入れ方法
汚れが目立つ時やシーズンの終わりには、一手間加えたメンテナンス。お気に入りのサンダルをワンシーズン限りにしないために、タイプ別のスペシャルケアをマスターしましょう!
【ビルケンシュトック・タイプ】
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柔軟性のあるコルクとラテックスゴム(ゴムの木からつくられる樹脂)をフットベットに採用し、履くほど足に馴染むビルケンシュトック。軽やかな履き心地と歩きやすさが魅力です。でも、スエード調の中敷きは、足裏の汗を吸収してさらりとした履き心地にしてくれる反面、足跡の汚れが残ってしまうことがありますよね。
石鹸や洗剤は使わず、専用クリーナーを
スエード調の起毛タイプは、石鹸や洗剤を使うとガサガサに質感が変わってしまう場合があるので要注意。起毛革専用のクリーナーを使って汚れを落としましょう。クリーナーには、消しゴムタイプ(汚れが軽い場合)とローションタイプがあります。
消しゴムタイプは、気になる汚れ部分をこすって落とします。ローションタイプは、付属のブラシにつけて、優しくくるくると磨くと泡立ってきます。その後、濡れた布でふき取ると、汚れを取り除くことができます。
ビルケンクリーニングセット 靴やバッグのお手入れと保管のハッピーバリュー・コム
気になる中敷きの汚れをクリーニングできるセットはこちらで購入できます。
汚さないためのひと手間
●スプレーで履く前にケア
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スエードなどケアしにくい素材は、買ってすぐに防水・防塵のスプレーをかけてファーストケアを◎ その後も、ブラッシングなどで定期的にケアをすることで、キレイに保ちやすくなります。
●雨の日は控える
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スエードは、基本は濡らしてはいけない素材。汚れてしまうと、なかなかキレイにならないので、雨の日は履かないなどちょっとした心配りをしてみて。
夏の定番「ビルケンシュトック」サンダルのお手入れ方法は? – お手入れレシピTOP
詳しい洗い方はこちら
【レザーサンダル】
高級なレザーサンダルは、長く履き続けたいですよね。革を育てると言われるほど、経年変化が味になる素材。サンダルもきちんとケアしてあげましょう。
水洗い、アルコールはNG
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レザー素材は、濡れると変色したりシミが残ったりするので、水洗いはNGです。アルコールや除菌シートなども、シミになりやすいので不向きです。
ブラッシングでホコリを落とすことから
まずはブラッシングしてホコリをとり、表面の汚れを取り除きます。ホコリがついているようには見えないことがありますが、特に縫い目にはホコリがたくさん付着するので、よくブラッシング。このような隙間にホコリがたまると、水分を含みやすくなり、シミやカビ、汚れの原因とることも。でも、革を傷つけないように"優しく"が基本です◎
専用クリームで優しく磨く
デリケートな革を傷めずに、ガンコな汚れを落とすクリームを使いましょう。特に、足跡がついた部分には、クリーム適量を布にとったら"くるくる"回しながら汚れを取り除きます。その後、乾いた布で拭き取り、ツヤが出るように優しく磨いてください。
コロニル デリケートクリーム 革用クリーナー collonil 靴やバッグのお手入れと保管のハッピーバリュー・コム
ヌメ革やデリケートレザーにも安心して使える優しい&力強いクリーナー
裏ワザ?意外なモノでも汚れが落ちる
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意外ですが、革についたホコリなどの汚れを落とすには、文房具屋さんで売っている「消しゴム」を使う方法もあります。
同じものを毎日履かない
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できればサンダルは2~3足用意して、同じものを毎日履き続けないようにしましょう。これによって、ニオイ防止にも繋がります。1日履き続けたサンダルは、帰ったら布で拭いて、少しでも雑菌を残さないようにすることが大切です。
【スポーツサンダル】
雨の日やビーチでも大活躍、スニーカー感覚で使えるスポーツサンダル。スポーティーなアイテムだから汚れていても・・・なんて思っていませんか?足元の清潔感はアイテムに限らず大切ですよ。
「Teva」の洗い方
出典: jp.teva.com
基本的には水洗いで大丈夫です。石鹸を溶かしたぬるいお湯にサンダルを浸し、柔らかいブラシを使って優しく洗いましょう。傷がつかないように、ブラシ選びには気をつけて。数週間に一度のペースで洗うのがベストです。
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洗った後は、太陽の光に15分ほど当ててください。Tevaのサンダルの多くは抗菌加工が施されていますが、太陽に当てることで、効果が持続するそう。
Teva®(テバ) サンダルお手入れ・クリーニング方法|SPORTS SANDAL STYLE GUIDE|テバ公式サイト
詳しい洗い方はこちら
「Chaco」の洗い方
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1本で繋がったストラップで足の形に自由にフィットさせる「Chaco」のサンダル。お手入れは、中性洗剤か水と重曹を使ってブラシで洗ったあと、自然乾燥させればOK。高熱が苦手なので、乾燥機や熱源の近くで乾かすのはNGです!
出典: www.instagram.com(@bshop_official)
Chacoの足の周囲とソールをつなぐストラップは、中で1本につながっているため、使用するうちに摩耗や砂の進入で動きが悪くなることがあります。その場合は、ストラップを水で濡らした後、ソールの切れ目に柔軟剤をスプレーして、よく浸透させます。その後、ウェビングを前後に動かすとゴミを取り除くことができます。
クリーニング&ケア | Chaco(チャコ)公式ブランドサイト by エイアンドエフ
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ラバー素材も忘れずにお手入れを
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今や老若男女に愛用されているクロックス。履きやすい上にデザインも豊富、水で流すだけで汚れが落ちやすいのも魅力です。
しかし、ラバー素材は経年変化でヒビ割れたり、硬くなったりします。また、淡色のものは黄ばみが目立ちやすいので、ラバーブーツ用の専用クリーナーを使えば、汚れを落として弾力性を保つことができます。
さいごに
出典: www.instagram.com(@dommy822)
今まで毎年買いかえていたという人も、これからはサンダルもケアする気になりましたか? 足に馴染んで履きなれた頃に、汚くなって捨てるなんて勿体ない!お気に入りのサンダルは大切にケアして、来シーズンも気持ちよく履き続けて下さいね♪